あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

不要な行事は廃したはずなのに

今日は老人会女性部会の会合で、市役所本庁舎へ。今は会議を終えて帰りの電車の中だ。

 

女性部会のメインの行事であったチャリティーバザーを無くしたので、会議で検討するようなこともあまりなく、今日の中心は特殊詐欺についての講座。市役所の生活安全課の男性が講師で、メニューの中で上映されたDVDは、以前自分の地区の行事でも見せられたもので、申し訳ないが私は少し寝てしまった。

 

今日の議題をすべて終えて、女性部会長の挨拶の後、司会の市役所職員が市老人クラブの会長(男性)の挨拶があると紹介した。会長は善意銀行主催のバザーの手伝いを頼んだあと、昨年会議で廃止が決まったはずの女性部会主催のバザーの件を持ち出し、やはり重要な行事で、再検討が必要ではないかというようなことを口にした。

 

まさか私の聞き違いかと思ったが、帰りの電車でちようど同じ会議に出ていた方と一緒になりその話になった。やはりその方も去年廃止にしたはずなのに!と驚いていらして、今は贈答品もカタログギフトが中心で寄付の品物も激減し、もうバザーは時代に合わなくなっているのに、男性はバザーの準備のあの大変さも分からないのでしょうねと話した。

 

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ここまでで、15分おきにあり、乗れば数分で利用駅に到着してしまう電車のため、いったんスマホでの入力をやめた。

 

帰宅して続きを。

 

昨年の会議で、コロナで中止にしていたチャリティーバザーを令和4年度はどうするかを話し合った時、時代に合わなくなってきているしもっと違う形の社会貢献を考えてもいい時機ではないかという趣旨の提案を出したのは私だった。古くからのメンバーも多い中で、昨年初めて女性部会に参加した新参者の私が、会の最重要案件にこんなことを言っていいかと内心ヒヤヒヤはしていたが、同じ思いの方も多かったようで、さして問題もなくバザーの廃止が決まった。それなのに、である。

 

おそらく私やこの電車で一緒になった方のような思いのメンバーは少なくないと思うので、よもや女性部会主催のチャリティーバザーが復活なんてことはあるまいと思うけれど、日本中のあちこち、あらゆる界隈で、こうした頭の古いおじさま・おじいさまがたが、社会の変革を阻んでいるのだろうなあという気がする。

 

 

猫族も二足歩行を始めます。進化するニャ!(FUNDOさんのサイトより)