あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

5年ぶりの招待状

地域の中学校から、卒業式の案内状が届いた。民生委員に来賓として招待が届くのは2019年以来なので、なんと5年ぶりということになる。卒業式自体は行なわれていたが、来賓の招待は一切なかったり、諸団体の会長のみなど参加は制限されていた。

 

思いがけなく3期9年間も民生委員をすることになってしまったが、コロナのおかげでだいぶ楽をさせてもらった。たくさんの会議や行事が中止になり、こうした地域のイベントへの招待もなかったから。

 

卒業式は冷えがこたえるのか、過去には参加したあとでひどいめまいに襲われたりした。それでちょっと列席が心配なのだけれど、2019年には足の手術後でまだ長時間じっと座っていることに自信がなく、欠席させていただいたので6年ぶりだし任期もあと2年だし、しっかり着込んで参加するとしよう。

 

今週地域の小学校では、2年生の1クラスがインフルエンザで学級閉鎖になった。その連絡が昨日学校からメールで届いたので、見守りの時間に所定の場所に行って、今週の当番の2人に伝えた。通過する児童の人数が少ないからと、通過し終わってからも待っていたりするといけないので。私は電話が苦手なので、こうして動いてしまう方が楽だ。

 

先週は5年生が学級閉鎖になっていた。随分流行しているようだ。見守り当番をしている私達高齢者に、感染者が出ないのはありがたいことだと思う。現在は2人ずつ4グループで行っているが、そのうち半分は80代の方だ。安全に、健康に、行っていただくことを大切にしていきたい。

 

・・・とここまで書いていたら友人から電話が入り、所属する団体で高齢者の補聴器購入に補助金を出してもらうよう申し入れる話があって、参考に意見を聞きたいとのこと。すでに全国で二百数十の自治体ではその補助金が出るのだという。

 

もちろん高額なものなので補助金が出れば助かるだろうけれど、今まで2か月ちょっと使ってみた私の感想は、それほどQOLが向上するわけでもないということを伝えた。半年後、1年後であればまた違うことが言えるかもしれないが、限りある税金を何に使うのか、高齢者の補聴器の助成か、子育て世代に使うべきか、費用対効果を考えると難しいところだと思うと話した。

 

確かに聴力の衰えを放っておくと認知症が進んだりするようなので補聴器を使った方が良いのだろうが、今のところ、私の生活は補聴器導入以前と大して変わらない。これで大いに認知症患者が減るとは思えない。それならば、同じ費用をもっと困っている人のために使った方がいいのではないかと思ってしまう。

 

まあ、この件については、少なくともこの夏あたりまでは、補聴器の本当の効果が分からないのであまりはっきりしたことは言えない。

 

 

緑内障で失明したオーガスト。最後は認知症だったのか徘徊や夜中の大声鳴きも。猫は聴力が優れているけれど、耳はどうだったんだろう。