あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

日本語教室の再開

通常なら3月の後半から春休みに入るところを、今年は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で3月の初めから休みに入った。その前の2月も半ば過ぎは生徒さんも都合の悪い方が多く、スタッフの方も入れ代わり立ち代わりに休んでいたので、今日はほとんど7か月ぶりの教室開催となった。

 

いつもベビーカーに乗せられて来ていたスタッフのSさんのお嬢ちゃんなど、もうベビーカーなしでママに手を引かれていて、この7か月ですっかり赤ちゃんの面影はなくなってしまっていた。

 

利用人数に注意し、マスクと手指の消毒、部屋は冷房を入れていても窓を開けて・・・と対策をしっかり心掛けての実施だ。今のところ学習者の数は少ないので密になる心配はないが、もしも急に学習希望者が増える場合は、親団体の豊橋市国際交流協会の方に相談することになっている。

 

長いブランクがあったので、学習に入る前にどう過ごしていたかを話してもらった。いつもなら夏休みのあとなので、当然国に帰ったなどという話も出るところだが、このような状況の時だけに、どなたも食料品の買い出しにスーパーに出かけるくらいしかしていないということで、休み中の話もあっさり終わってしまった。

 

ただ、スタッフの中に私と同じ民生委員をしている人がいて、その人の担当している高齢者を訪問したところ、新聞が少したまっていて、声をかけても応答もなく、警察や救急車・消防車(レスキュー隊)を呼ぶ騒ぎになったという話をされた。

 

中に入ってみると、カラの浴槽の中で倒れていたそうだ。意識をなくしてから1日くらいは経っていたらしいが、幸い命に別状はなかったとのこと。今の時点ではコロナということも考えられるので、2日ほど前にもその家を訪問しその高齢者と話をしていたスタッフの彼女も、いちおう濃厚接触者の覚悟をしたそうだが、PCR検査の結果陰性だったとすぐ連絡が来て、胸をなでおろしたそうだ。

 

発見が早かったので良かったが、熱中症のこわさを改めて思い知らされる話だった。

 

学習している最中に慌てて窓を閉めるほど激しい雨が降ったが、幸い終わって帰る時にはほとんど雨は上がっていた。これからは台風のシーズン。まだまだしつこい残暑が居座っていて、若い頃のようにやせ我慢してもお洒落をするなんてことができなくなり、ついノースリーブのワンピースなど着てしまうけれど、季節は着実に進んでいる。

 

 

f:id:yonnbaba:20190825083054j:plain

今日の空ではありません。