あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

あなどれない100円ショップのセンス

国民投票法改正案の今日の採決が回避できたことに、まずはほっとしている。

 

さて、昨日緊急スタンディングのため豊橋駅に出かけたので、ちょうど買いたいものもあり、帰りに久々に駅ビルの100円ショップに寄った。

 

我が家のすぐ近くにもダイソーの100円ショップがあるのだけれど、私はおしゃれ雑貨の強いセリアが好きだ。100円ショップで買うものは安くてもかまわない実用品が断然多いが、セリアは無目的に見て回っても結構楽しめる。

 

昨日は来客用の使い捨て歯ブラシを買いたかったので、そのコーナーに行くと、以前に見たころよりまた一段と進化していて驚いた。機能性もそこそこ悪くなさそうだし、驚いたのは何といってもその色のセンスの良さだ。

 

台所の消耗品も洗面所の必需品も、できれば自分の視野に入って心地よいもので揃えたいので、自分の歯ブラシを選ぶときも、機能性で気に入るとデザインや色がいまひとつだし、形や色がいいと思うと機能性に問題があったりで難しい。

 

昔、無印良品の歯ブラシのシンプルさに一目ぼれして購入したことがあったが、使ってみたらその素敵なデザインが使用感の悪さにつながっていて、その後使わなくなってしまった。いくらデザインが良くても、歯ブラシはやはりある程度磨きやすくなければ歯ブラシとは言えない。

 

それにしても、100均の製品がこれほど洗練されているのに、どうして安くもない大手メーカーの歯ブラシが、こうもあか抜けないのか不思議だ。機能性は各社こぞって日進月歩を遂げているようだけれど、それなりに価格も高い。

 

そもそも衛生のことを考えると2、3週間で取り換えるのが望ましいという歯ブラシ、そんなに高機能にして高価格にすることに意味があるのだろうかとさえ思う。でも、もしかしたら、高価な高機能の製品を使って満足する消費者を狙うメーカーと、そこそこの値段のものをどんどん取り換えて使う消費者を狙うメーカーと、守備範囲がまるで違うのかも知れない(私もかつては、通販で50本入りなどのものを購入していた時期もあった)。

 

今回購入した来客用のつもりだった歯ブラシを試しに1本使って見て、使用感にあまり問題がなければ、自分のものも今後セリアの歯ブラシにするという手もありそうだ。

 

 

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肉眼で見るほうが微妙で良い色だ。使い捨てでなく、1本のものならもっと素敵なものがあるらしい。