あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

年齢かコロナ禍の影響か、興味や意欲の減退

本もドラマや映画も、面白いと思うものが減ってきたように思う。録画したテレビドラマも映画も、見始めてしばらくすると見続ける気が消え失せて、途中で消去してしまうことが増えた。これまではなかったことだ。

 

まず、残虐なものはだめだ。これは以前と変わらない。それに加えて、主人公やその周辺の人が理不尽につらい目にあったり不当な扱いを受ける話も、その回のうちにけりがついて安心できれば良いが、先まで引っ張られると、その不安な気持ちを抱えていることに耐えられないので、視聴をやめてしまうようになった。

 

年齢的なものなのか、長引く不安な世情で気持ちに余裕がなくなっているせいなのか。暗い気持ちになるものや、救いのないものを受け付けない。苦労や不安があったとしても、スッキリ解決されて、終わった後は温かい気持ちになれるものばかり求める。

 

借りていた本を返しに行き次のを借りてきたけれど、こんなわけで本選びがますます難しくなってきた。

 

 

今日は第一日曜日で、団地の一斉清掃日だった。作業が終わった後、同じ階段の2階に住むフィリピン人の男性と話し込んでしまった。日本に来てから生まれたお子さんがこの春には中学生になる。下に双子のお子さんもいる。フィリピンのおばあちゃんに孫を見せに帰りたいが帰れない。去年帰る予定をしていたのがコロナでかなわず、この分ではいつ会えることやらと・・・。

 

お子さんたちも思うように遊べないし、外食にも行けないし、ストレスが溜まっているとのことだった。私のような高齢者でもつらいのだもの、エネルギーにあふれ、好奇心も旺盛な子供たちはどんなにつらいことだろう。

 

日本の政治がしっかりしないために苦労を掛けるわねと謝った。若いパパも台湾やベトナムの例を挙げていた。全く情けないことだ。

 

 

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昭和50年代前半頃だったろうか、パンフラワー作りが流行した。その材料で近所の友人が作ってくれたお雛様。ほのぼのとした顔つきが気に入って、少々欠けたりしているけれど手放せない。