今日8月14日は、白血病のため13歳で天に召された次兄の命日だ。それからちょうど60年になる。小学校4年生だった私は70歳だ。兄に三分の一でも分けてあげたかった。そうしたら、恋も、もしかしたら結婚も、することができたかもしれない。
父も母も長兄もあちらに行ってしまい、現世に残るのは姉と私だけになった。生きている限り、亡くなった人たちをしのびたいと思う。短い生涯だった次兄のことはとりわけ・・・。
7年前の今日も同じようなことを書いていた。
このほかにも、時々触れている。
今年のお盆は、日本中で、帰ってきたご先祖様たちも現世の混乱ぶりにさぞ呆れていることだろう。いや、前触れも心構えも、それ以上に、大切な人たちとのお別れもなく、医療にたどり着けないばかりに死ななくてよい病気であっけなく死んでしまった魂があふれて、あちらの世も混乱しているかもしれない。
以前もアップした、名大附属病院入院中の次兄。人並外れた野球少年だった。