あとは野となれ山となれ

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文明の利器のありがたさと、役所の対応をめぐって

肌寒い雨の昨日、傘が壊れそうな強い風の中、学童保育のお迎えに行った。いつもより児童がいくぶん少なく、指導員の方も初めて見る方が一人だけだ。

 

相手も私を知らないため、「〇〇君のお迎えに来たのですが」と声をかけると、「今日は来ていませんよ」仰る。そう言えば今日は卒業式で、コロナで人数を制限するために、出席する児童は5年生だけだ。もし事前にそれに気が付いていても、学童保育には春休みも通うというのだから、連絡がなければ来てしまっただろう。

 

今後ほかの人に受けてもらうにしても、これは伝えておいた方がいいのではないだろうかと思い、その子のお母さんに、迎えに行ってしまったこと、休む場合は連絡をしてほしいことを伝えた。

 

去年日本に来たばかりで、まだ日本語のおぼつかないお母さんなので、ネット上の翻訳アプリでベトナム語に翻訳してショートメールを送った。どうやら伝わったらしく、すぐに「はい、ごめんなさいでした」と返信が届いた。おそらく電話をして日本語で言っても伝わらなかっただろう。文明の利器の便利さを痛感する。

 

 

ところで、このお迎えの援助は地域の子育て支援をする機関の依頼で、民生委員の地区の会長を通して話があったため、なんとなく引き受けざるを得なくて2月から今月末までの2か月間することになった。

 

けれども、そもそも民生委員の仕事は、市職員の代わりに地域で困っている人を発見し、適切な窓口につなぐことだ。この件のように、市の機関がすでに把握している案件で、その問題解決のためのスタッフとなるというのは全く反対になる。

 

民生委員が便利屋さんのようになってしまうのは、他の委員のためにもよくないので、私自身は、たまたま自分の町内の住民のことなので、近所のおせっかいおばさん(お婆さん)という立場で行っているつもりだけれど、外から見れば、どうしても民生委員だからしていると見えてしまうことだろう。地区の会議の時にも、やはり全員が「これは民生委員のする仕事ではない」という意見だった。

 

今回は、市の機関が対応を間違っていると思い、その後の様子を尋ねる電話があったときに、担当者にもその旨伝えた。日本人の利用者だったら果たしてどう対応したか。迎えに来ることができない以上、学童保育の利用は諦めてもらうということになったのではないだろうか(4年生でもあり、一人で留守番できない年齢でもない)。

 

あるいはファミリーサポートを利用するという手もあるが、私が2か月間無料で対応した後に、料金の発生するファミサポ利用は抵抗があることだろう。これがもし初めからファミサポの依頼だったら、たとえ実質20分のところに1時間の料金が発生しても、私はお断りしたと思う。短い期間ならよいが、長い期間一定の時間を気にしながら過ごすのはなかなか気骨の折れることだ。ファミサポなら、料金が発生する分むしろビジネスライクに断ることもしやすい。

 

外国人であるということで不利益を被ることはあってはならないけれど、その反対に、外国人であるために優遇されるのもおかしい。どうしても困るのであれば、日本人にも外国人にも便利になるように、その制度のほうを変えるべきだろう。

 

 

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昔のアルバムから。青森での初めての冬。雪に喜ぶというより、戸惑っている次男。