先日も書いたように、居間のソファーがそろそろ寿命だなと思うものだから、だいぶ前から買い替えを検討している。
１週間ほど前にはネットサイトで迷った末に一つを選び、もうあとワンクリックという所まで行ったのだけれど、レビューの「立ち上がるとしっかりお尻の形にへこみしばらく戻らない。へたりが早いかも」という言葉に引っかかってしまった。安物ではない（大変高級というわけでもない）ので信じたいが、やはりソファーは実際に座ってみたいなと思った。
そこで市内の家具店を検索すると、徒歩圏内に家具店があることが分かった。新しいお店のようで、ちょっとお洒落な店だ。ウオーキングも兼ねて行ってみることにした。
この間5000歩の冒険で発見した支留比亜珈琲の方向だったのだけれど、どうもその支留比亜珈琲さんの引力が強かったのか行き過ぎてしまった。それでもなんとか見つけることができた。大型店の集まっている地域だし、家具店なのでこの店も大きいだろうと思っていたが、周辺の店に比べると意外にこぢんまりした店だった。注文家具製作が中心なのかもしれない。期待通り、店舗も内部もお洒落ではあった。
展示されていたのは大型のソファーばかりだったが、お店の方にお聞きすると、２人掛けもできるとのこと。アームや脚、そしてクッション部の生地などを見本から選んで20万円ちょっとというところ。我があばらやには少々不釣り合いか。
そして大きな問題である、現在使用しているものを引き取っていただけるかを伺うと、やってくれるとのこと。料金は9900円。これも高級だ。ニトリでは4400円（６年前食器戸棚を購入した折りは3240円だったので1000円値上がり）、倍以上だ。
市の大型ごみの回収に頼めば２人掛けソファ―は500円で済むが、そのかわり玄関まで出さなければならない。十何年か前にはソファーベッドを一人で出したが、もう今は無理をして体を痛めたりしたら何にもならない。検討してみますと言ってその店を出た。
さて、帰り道。それほど複雑な道だったわけではないが、なにせ超の付く方向音痴の私だ。どっちに向かうのかしばし考え、こっちだ！と歩き出したが、しばらく歩いているとどうも自分が思っている道とは違う。けれども遠くに見える大きな店の看板からしてそれほど方向違いとも思えないので、そのまま進む。
やがて、最初思っていた道と交差している道路だと分かる。そうしてちゃんと分かるところまで行って曲がれば良いのに、また冒険だと思って知らない角を曲がる。多分こっち、多分こっち･･･と歩いていると、素敵な建物にぶつかった。
ラッキー！喫茶店ならお茶を飲んでいこうといそいそ近づいてみると、残念、カフェではなく犬用品のお店だった。
喫茶店じゃなかった･･･。
ちょっとドキドキしながらも、無事我が家に帰りつき、本日のウオーキングは6564歩なり。
