あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

最高気温22度のはずが

ここへきて少々肌寒い日が続くような気がする。3月の方が暖かかったようだ。

 

それでも、今日も見守り当番で下校する1年生を見ていると、半袖のTシャツ1枚の女の子がいた。私が寒いのは歳のせいなのだろうかと思ってしまう。でも、相棒の男性も寒いと仰っていた、80代の方ではあるけれど。

 

子供たちが帰っていく道は細い一方通行の道路だ。そこに先週新しいスーパーが開店したので、今までのようにのどかな状況ではなくなるだろうと心配したが、案じたほどの変化はなかった。もっとも、スーパーの正面入り口側の道路はかなり渋滞がひどくなったらしい(もともと右折レーンがなく信号で渋滞の起きる道だった)。

 

私たちが立つ道路を通る今年の新1年生は8人。年々寂しくなって、少子化をこんなところでも実感する。

 

昨日見守り会議だったのだけれど、学校に「スーパーに入ろうと思うのに、登校する子供たちの列がずっと切れず、なかなか入れなかった」という苦情の電話が入ったという。スーパーは8時半の開店で児童は8時前に登校するので、朝は心配ないですねとスーパー進出の情報が入った早い段階から会議で確認していたのに、どうやら駐車スペースがなくなるので開店時刻よりかなり早く来る客があるらしい。

 

こんなところでも、子育てに厳しい世のありようを実感する。

 

出産に健康保険を適用するとか、出産したらお金を出すとか、政治家の「異次元の対策」は見当違いぶりが異次元だ。若者世代に経済面でも精神面でも余裕がなければ、結婚する意欲も、まして子供を持とうとする意欲もわかないし、それ以外の世代にも余裕がなければ、今のような子育てに厳しい社会状況は変わらず、そんな社会で子育てをしようとは思えないことだろう。

 

今日また「選挙のお知らせ」が届き、統一地方選も後半戦に入った。この党を、この人を応援したら、なんだか世の中が明るくなりそうだ・・・と思わせてほしい。投票には行くけれど、本当に「ジョーカーだらけのババ抜き」はつらい。