あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

夏のグリーティング

葉書を投函がてら、郵便局までウオーキング。暑くなると歩くスピードがガクンと落ちるので、ウオーキングとは言い難くなる。ゆるゆる散歩、だ。

 

窓口まで行ってシール切手があるか聞く。一種類しかなかったがこれからにはピッタリの「夏のグリーティング」だったので1シート購入する。

 

今はあまり見ることができなくなったものもある、懐かしい夏の風物。

 

 

午前中買い物に行き、こうして午後は郵便局まで出かけたのに、まだ歩数は3500ほどで目標に到達していない。なるべく外を歩いた方が睡眠のためにも良いだろうから、日暮れ時にまた少し歩こうか・・・と、睡眠が重要なテーマになってしまったことが少々寂しい。仕事をしていた時には考えもしなかったことだ。

 

以前NHKの『あしたが変わるトリセツショー』でめまいを取り上げた時、耳石に続いて二番目がメニエール病だったのだけれど、ストレスが主な原因という解説に、ストレスのたまらないたちの自分は関係なさそうだと思って見ていた(2年前の難聴が結局メニエールだったと診断されたというのに!)。

 

寝つきが良く、いったん眠ってしまえば朝までグッスリで、神経が太くくよくよしない大雑把な人間だと自覚していたのだが、高齢になると変なところが繊細になって来るようだ。そのくせ、人を傷つけてしまうような余計な言葉は配慮なく口に出してしまったりするのだから、困ったものである。

 

・・・と書きながら、あ、なんか長谷川町子さんの「いじわるばあさん」のイメージじゃないかしらと頭に浮かんだ。漫画家の方たちの鋭い観察眼に敬服する。昔から漫画にはデフォルメされた老人が多々登場したが、自分が高齢になってみると、漫画がとらえた高齢者の外見や生活習慣・性格といったものが、なるほど・・・と納得することがしばしばだ。

 

繊細な人になりたいと憧れてきたのに、変なところだけ繊細になって、肝心なところはますます元の性格が濃くなっていく。せめて、そういう自分を自覚して、常にチェックと反省を忘れないようにしたい。