正月休み明けからちょうど半年ほど、私たちのふれあい日本語教室で日本語を勉強してきたIさんが、所用を終えて母国アメリカに来月帰ることになった。私達の教室は来週から夏休みに入るため、今日がIさんの参加する最後の授業だった。
1年余一緒に学んだ中国人のティーンのためには、春に高校合格祝いとお別れの会を開いたが、今日のIさんのためには特に何も計画していなかった。けれども、スタッフの1人が小学生のお子さんたちと一緒に歌のプレゼントや色紙の準備をしてくれて、今日の出席者全員で寄せ書きをしたその色紙と、そのスタッフが指導する学習グループのメンバーによる歌のプレゼントがなされた。
今日が最後の教室となるIさんからは、私に素敵な手紙のプレゼント。
ウィリアム・モリスの便箋(好みが良いこと!)。そして見事な文面。
学習が終わった後も、何人かが別れがたそうにおしゃべりに興じていた。今日は私のグループで病気のために何か月も休んでいたLさんの参加もあって、1か月半の夏休みに入る前に元気そうな顔を見ることができて嬉しかった。
IさんもLさんも、お菓子のプレゼントまで用意して来てくださった。義理堅いこと。
世界中が、こんなふうに仲良く付き合えたらいいのにね!(上の歌っている写真には8か国の人々がいる)