あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

さすがに彼岸明け

陽ざしはとても強いけれど、それでも暑がりの私が薄物とはいえ長袖で過ごせている。ついこの間まで、ノースリーブのワンピースというひたすら涼しさを追及する装いでいた私が、である。

 

朝の天気予報では気象予報士の女性が、「朝はだいぶ気温が低いが、日中は暑くなるので半袖になれる服装を」なんて言っていたけれど、そこまであなたに指示されたくないわと、へそ曲がりな私は思ってしまった。

 

だいたい近頃の天気予報はあまりにもお節介だ。やれ折り畳み傘を持ての、長くて丈夫な傘をだの、羽織るものを・・・だのと。気象を知らせてくれれば、それに応じて各自が自分の体質・体調に合わせて準備すれば良かろう。こんなところからも思考停止の人が増えるのだ!とテレビ画面の中のご親切な気象予報士さんに文句を言ってしまう。

 

彼岸明けの今日9月26日は、「台風襲来の日」なのだそうだ。私が生まれてからだけでも、1954年(昭和29年)には青函連絡船・洞爺丸が転覆した「洞爺丸台風」、1958年(昭和33年)には伊豆・関東地方に被害を与えた「狩野川台風」、1959年(昭和34年)には死者・行方不明者5000人超という甚大な被害をもたらした「伊勢湾台風」が襲来したが、全てこの9月26日だったという。もっとも、私の記憶にあるのは伊勢湾台風だけだけれど。

 

 

伊勢湾台風により被災した家屋美術手帖さんのサイトより 豊橋市美術博物館所蔵資料)

 

とりあえず、2023年の今日は、全国的には雲と傘のマークが多いようだが、ここ豊橋の空は晴れ渡っている。