あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

油断大敵

ああ、やはりあのおぞましい姿を確認した時点で、勇気ある撤退をするべきだった・・・。

 

ちょっと前に草取りしたばかりだと思っていても、夏の草の勢いはスゴイ。あまりみっともない状態にしておくのも嫌だなと思い、今朝日陰になっている間だけ頑張ろうと思い立った。

 

作業を始めるとすぐ、お隣のサザンカの葉にあの怖ろしいチャドクガの毛虫を発見!一瞬ひるんだが、でもせっかくその気になって身支度して出てきたのだしと、注意して作業を続けることにした。

 

けれどけれど、少々注意して作業したくらいでは防げないのがチャドクガの威力だ。日が当たってくるまでの小一時間だったが、終わるころにはあちこちちょっと痒くなり始めていた。

 

シャワーを浴びるために服を脱ぐと、明らかに蚊に刺されたのとは違う、赤い大小の発疹が両腕(うっかり半袖で出てしまった)にびっしり。服に覆われていた部分にも何か所かある。掻かないようにして、まずはチャドクガの毛が残っているといけないのでシャワーでよく全身を流した。

 

シャワー後、発疹の部分にしっかり痒み止めの薬を塗った。20年ほど前、あちこちのツバキやサザンカの葉がすべてなくなるほど大発生した年に、私は初めてこの毛虫の被害に遭った。あまりにひどい痒みのつらさに、ネットで検索してこの毛虫がチャドクガの幼虫であることを知り、薬剤などで退治しても、落ちた死体から抜け落ちた毛でもかぶれるほどのやっかいなものだと知った。

 

症状はアレルギー反応であるため、1回目より2回目、2回目より3回目とひどくなるという。今まではこの毛虫に気付いた時は近寄らないようにしていたので被害はなく、今日が2度目ということになる。

 

今のところ薬の効果か痒みはさほど強くない。どうかこのまま軽症で終わりますようにと祈るばかりだ。

 

 

注意深く、抜き足差し足・・・。 PHOTOHITOさんのサイトより)

 

昨日の中秋の名月。写真は撮らなかったが、私もお月見団子を食した手前もあり、7時頃外に出て美しい姿を鑑賞した。