あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

「みんな飛び込んでます」作戦

今週は毎日何かしら予定が入っていて、今日はやっと何もない日だ。朝から早速しなければと思っていたアリーナ関係の調査をする。

 

と言うのも、この「豊橋公園内の新アリーナ建設」に反対する運動の中心メンバーの人たちは非常に真面目なので、住民投票条例制定の署名活動への協力を呼び掛けるチラシなども、金銭問題や野球場移転予定地の危険性を訴える内容の文字がいっぱいのもので、私や”言い出しっぺ”は、もっと無関心層でも興味を持ってくれるような読みやすいものを作らないと、反対の大きなうねりは生み出せないと考えるからだ。

 

昨年の秋に同じ署名活動をして17,000筆の署名を集めたが、今春の市議会であっさり否決されてしまった。その記憶もまだ新しいのだから、同じ人に頼むだけでは「また署名?」ということになりかねない。一方市長の方は来年の市長選でアリーナ問題を争点にしたくないからか、市長選前の来年9月までには建設業者と契約を済ませてしまおうとしている。

 

反対の声が圧倒的に大きくなれば、業者も契約に及び腰になるかもしれないが、そのためには、この反対署名を昨年の17,000を圧倒的に上回る、できれば2倍・3倍の数を集めたい。そう考えると、何としても無関心層を巻き込む必要がある。

 

そこで、例の沈没する船から乗客を海に飛び込ませるのに、日本人には「みんな飛び込んでいますよ」の一言が効果的という小話が浮かんだ。以前にも書いたように、おそらく全国のあちこちで体育館の寿命が来て、どうせ改修や建て替えをするなら国の補助金をもらって大規模アリーナをという計画はあるだろうから、あそこでもここでも反対の声が多いということになれば、訴求力は強いのではないかと考えた。

 

それで今朝からのネットでの調査と相成った次第。しかし、「アリーナ、反対」で検索すると、ヒットするのは豊橋のニュースが大半であまり他の例が見つからない。かろうじて先日触れたさいたま市の例と、京都では予定地が歴史ある植物園の隣ということでかなり反対の声があるらしいこと、宮崎市では2022年に将来への負担となるという理由で計画が中止になっていることが分かった。

 

けれどもこれでは「みんな反対しているよ」と言うわけにはいかない。それでは直近何年か内に建設されたアリーナの経営状況はどうだろうと思って調べたが、なかなか簡単に経営状況を知ることのできるサイトが見つからない。

 

データが集まれば、デザインの得意な”言い出しっぺ”がチラシ案を考えるということだったのだけれど、どうもこの路線は行き詰ってしまった。

 

 

みんな集まってるよ!  (RETRIPさんのサイトより)