第一月曜日は地域の小学校で見守り隊の連絡会議。補聴器を使うようになって初めての会議だ。これまでのところ(テレビやカフェでの人との会話)あまりめざましい効果は得られていないが、はたして一番必要を感じていた会議はどうだろう。
残念ながら、それほど効果を実感することはできなかった。今日は学校側が次の予定が迫っていて、あまり多くの参加者の発言を求めなかったためこれまでとの比較が十分できないが、それでも、今までが全体の2割ほどの聞き取りだとすれば、それが3割くらいになったという感じだろうか。これから時間をかけて慣れていくことで、この聞き取れる割合が向上していくといいのだけれど・・・。
さて話は変わるが、今朝のNHKニュースで「ヒトデがお困り事を解決?」というのを取り上げていた。ヒトデの意外な働きに、やっと大手メディアが注目してくれたようだ。
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ヒトデの成分を含んだ塗料を塗るとカラスが寄り付かないとか、抗菌効果が高いのでこの成分を練り込んだせっけんを使うことで、スリランカのデング熱の流行を抑えようという試みもされているそうだ。
いよいよヒトデ成分での害獣駆除もポピュラーになるかもしれない。扱いやすく廉価で効果的となって、増えて厄介者になっているシカやイノシシ、それに今年大きなニュースになっているクマなどと、うまく棲み分けができるようになればいいなと思う。
使い道が増えれば、いくらで取引されるにしろ、漁業者の厄介者でしかなかったヒトデが売り物になる訳で、その方たちにも朗報ではないだろうか。
ホタテの養殖の邪魔者だったフジツボが実は高級食材だったというニュースも少し前に見たが、もしかしたら厄介者と思っていたものが案外人間に役立つありがたいものかも知れず、海はまだまだ人類にとって大きな可能性を秘めた場所だろう。そこを放射能やマイクロプラスチックで汚染してしまうとは罪深い。
地球上の偉大なフロンティア、海。 (イクタスさんのサイトより)