あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

庶民のささやかな努力

今日も北寄りの冷たい風が強くて寒い日なのに、朝と夕方と2回も買い物に出かけた。例の6の付く高齢者1割引きの日だからだが、午前中に行ったとき、いつも買っている豆乳が通常より40円も安い価格になっていた。しかも30ポイントも付いている。

 

豆乳はロングライフの商品なので3本は買いたいと思ったが、もう2本しか残っていなかった。店員さんに言えばバックヤードから出してくれるけれど、ゼロならともかく、2本あるのだからとその2本で帰って来た。

 

午前に買い物に行って、午後見守り当番をしても歩数は3000歩余り。家の中でグルグル歩いているくらいなら、隣の100円ショップで買いたいものもあるし、少々寒くても・・・と再びスーパーまで出かけた。

 

豆乳はやっぱりかなりの売れ行きのようで、ちょうど店員さんが段ボールを開けて補充している所だった。3本購入する。これで210円ちょっと節約できたわけだ。我ながら、なんといじらしい庶民の金銭感覚かと思う。

 

100円ショップで購入したのはノート2冊。日本語教室で使っているものが先週で終わった。今までのは無印良品のノートだったのだが、駅ビルまで行く用事もしばらくないし、こだわりを捨てて100円ショップのものに。もう1冊はあと数日で「三つの良いこと」のノートが終わるので、こちらは同じ100円ショップのものでも、小さめで少し華やかさのあるものを選ぶ。

 

日々目もくらむような大金を自由にやり取りしている上つかたの人々は、こんな庶民のささやかな日常など、とんとご存じないことだろう。でも、そんな人たちでも、体育館で雑魚寝させられている被災者の苦労は、想像できるのではないかと思うのだのだけれど、そもそも想像しよう、思いをいたそうという気持ちがないのだろう。春はまだまだなのだから、せめて政治の温かい手を差し伸べてほしい。

 

 

身を寄せ合って・・・。 (猫段心《ねこだんご》さんのサイトより)