あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

新入生で大賑わい

今年になってから、毎週のように日本語教室に新しい学習者が来室し、それも毎回複数人なので、日本語がほとんど分からない人を相手に書類を書いてもらったり、在留カードを確認したりで大忙しだ。

 

どんどん新しい人が増えるので、顔と名前もなかなかくっつかない。そんな中、今週はその入門クラスを受け持つスタッフが2人とも欠席というので、今回は全員で楽しみながら日本語を学ぶゲームをすることにしていた。

 

そして今日。なんと、5人もの新しい学習者がいらした。ゲームのために準備したカードが足りなくなって、担当のスタッフはあわててロビーまでコピーに走り、残ったスタッフは手分けして説明しながら書類を記入してもらい・・・と嬉しい悲鳴のスタートになった。

 

そして1時間半。自己紹介や、「〇〇が好きな〇〇さんの隣の・・・」という「となりのとなり」などのゲームで楽しく遊んだ。外国の方が15人いたのだけれど、「好きな日本食は何ですか」という質問に、2人が「納豆」と答えたのには驚いた。「鍋」という回答もあって、「鍋」を知らない人のために日本の冬のすぐれた料理である鍋料理を解説するのも楽しかった。

 

新しい人が増えるのと入れ替わるように、半年くらい来ていた人たちが来なくなって、総体ではすごく増えたわけでもないのだけれど、入門クラスの人ばかりが非常に多いというバランスの取れない状態で、今後のグループ分けやスタッフの割り振りが難しい。仕事の関係で4月からは来られなくなるというスタッフもいて、国際交流協会にボランティアスタッフの応援を頼む必要が生じるかもしれない。

 

せっかく縁あってふれあい日本語教室のドアを叩いてくれた人たちに、なんとか楽しく有益な日本語学習を続けてもらいたいものだと思う。

 

 

昨年の、母国に帰る学習者の送別パーティー風景