長い夏休みが終わって、今日から私たちのふれあい日本語教室が始まった。だいたい休み明けは学習に出てこなくなる生徒が何人かいて寂しくなるのだけれど、今日は新しい学習者が3人もみえ、日本語のレベルの見極めや書類を書いてもらうのにおおわらわだった。
そして、昨年の秋から1年近く通ってくれていたバングラデシュのZさんが、ご主人の留学期間が終わって帰国されるということで、今日が最後の学習日だった。いつも幼い息子さんを連れて、熱心に通ってくださった。
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帰国される方にはいつもプレゼントしている教室全員の寄せ書きの色紙と、有志のスタッフ・生徒さんから歌のプレゼントがあった。
スタッフのSさんはウクレレの伴奏。右側に立つヒジャブの女性が帰国されるZさん。
Zさんに挨拶を求めると、日本のこともこの教室のみんなのことも忘れないと、目頭を熱くしていらした。これから、私達は折りにふれバングラデシュの地で暮らすZさんを思い、かの地ではZさんがご主人やお子さんと日本の思い出を語ってくれていると想像するのは楽しい。こうして地球上のあちこちとつながっていったらいいなと思う。