あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

40日ぶりの街へ

いつも日本語教室の一期(4か月)が終わると、担当者が教室の日に出向いてきて活動費その他の清算をするのだけれど、今期は日程的に来られないので、国際交流協会までボランティアに出向いてほしいとのこと。

 

ただ活動費を受け取るだけなら協会の開いている時ならいつ行っても良いのだが、私は学習者の書類や預かっている登録料を渡す関係で担当者のいる日でなければならない。それで、今日の月曜日と約束していたため、風が強くて外出は大変そうな天候だけれど、頑張って出かけてきた。案じた通り、道を歩くにも難儀をした。手提げバッグは風にあおられて舞い上がってしまうので、胸に抱えて歩く始末だった。

 

協会で中級の日本語テキストを見せてもらう予定でいたが、現在貸出中とのことで見られなかったため、老舗の大きな書店に向かう。けれども、さすがにこの書店でも私たちの教室で現在使用中の最もポピュラーな「みんなの日本語」以外はそれほど品ぞろえがなく、私の見たかったものはなかった。ネット上でダウンロードして見るのはどうもピンと来なくて(デジタルネイティブでない悲しさか)実物を見たいと思ったのだが残念。

 

そのあと予定通り駅ビルでランチにするべく向かったが、よく利用していたお寿司屋さんは撤退してしまっていた。自分の利用していた店が無くなるのは寂しい。

 

とんかつの和幸でボリュームたっぷりのランチを食べて、あとはしばらく駅ビル内のお店を見て歩く。特別買う目的なしにブラブラ見て歩く時の方が、気に入るものに出合える確率が高い。洋服はこれといって目につくものがなかったが、イアリングを2つ買い店を出ようとしたら、店頭のカラフルなソックスが目に留まった。

 

冬の間はパンツルックが多く黒やグレーの出番が多かったが、これからワンピースやスカートになればソックスの色もポイントになる。そこで3足1000円というので3足選び始めたのだけれど、どれもそれぞれいい色ですっかり迷ってしまった。

 

 

迷いに迷って選んだ3色。実物はもっと素敵な色!

(追記:ビビッドな色につい惹かれてしまったけど、派手だったかなぁ・・・)

 

袋はなくてもいいですかと聞かれいらないと答えると、何もせずそのまま3足のソックスを渡された。そのまま手提げバッグに。レジ袋の有料化からこうした場面が当たり前になったが、本当はもっと早くからこれで良かったのだ。デザイン料もかかった洒落た紙袋に入れても、しょせん家に帰ればゴミになってしまうだけのものだ(イアリングの方はさすがに、小さくてバッグの中で行方不明などになってもいけないからか、従来通り紙の小袋に入れてくれた)。

 

まあ、不適切にもほどが・・・ということもあるかもしれないが、大きな視点から見れば、やはり時代は良い方に向かって進んでいると言える。何十年も遅れた様相の政治の世界は、なんとかもっとアップデートされてほしいものだけれど。