ネット上で省エネルギーの卵のゆで方を目にしメモしておいたのだけれど、我が家の冷蔵庫にはめったに卵が入っていないので、ずっと実行できずにいた。先日珍しく卵があったので、早速作ってみた。
方法は:
鍋に卵を入れ(なるべく小さな鍋にするとさらに省エネ)、1センチほどの水を入れ強火にかける。
沸騰したら中火で4分
火を止めて5分蒸らす。 以上
これでしっかり黄身も固まっていたので、トロッとした半熟が好きな方は沸騰3分でも良いかもしれない。
「ゆで卵 省エネ」で検索するとたくさんヒットするし、もうご存じの方も多いかもしれない。でもこんないいことづくめの省エネルギーの調理法は出来る限り広めたいので、弱小ブログのこのサイトだけれど、もしまだ知らない方の目に触れればと思いご紹介した。
以前紹介した、沸騰したら火を止め指定の時間蒸らすという麺類のゆで方や、今回のこの卵のゆで方など、全国民・・・は無理でも、半分とか三分の一の方がこの方法に換えることだけでも、どれほどエネルギーの省力化になることだろう。
再生可能エネルギーだの自然エネルギーだのと言ったところで、そもそもの安易なエネルギー依存を改めない限り、真の解決はない。もう加熱調理しない時代に戻るわけにはいかないけれど、省エネの機器を開発したり、ちょっとした工夫や発見を共有する、便利さや贅沢を少しだけ我慢するなどして、エネルギーの消費量を何十年か前のレベルに戻すことは不可能ではないはず。
もう、我が家はどんなに電気代やガス代などが高くても気にならないから贅沢に使う・・・と言っていられる時代ではないと思う。排気量の大きい不必要な大型車に乗ることが「ステイタス」ではない。
子供の頃、冬なのに家の中ではみんな半袖で暮らしている『名犬ラッシー』で見る豊かなアメリカに憧れたけれど、今はそんなのが格好いいことではないのを知っている。台所に限らず、生活の中の省エネの知恵は、どんどん披露して学び合い広めていきたい。
涼しいところ・暖かいところをよく知っている猫。(まいどなニュースさんのサイトより)