あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

一足お先に

長男夫婦と入れ違いに次男が帰省し楽しい日々が続いているが、その次男もいよいよ今日は帰ってしまう。我が家のお盆はひとお先に今日で終了という感じだ。

 

13日の墓地は、通路がすべて車で埋まっているようなラッシュ状態。外で美味しいものを食べようと思っても、どこも駐車場がいっぱいだったり、行列を作っていたりで、先祖を迎える習慣は仕方がないとしても、どうしてこう一斉に休暇をとることしかできない社会なのだろうと思う。

 

今日もたいていのお店は混んでいそうなので、次男との最後の夕食はまたうなぎの名店へ。一週間に2回鰻を食べるのは人生初だ(でも、この店の鰻なら気にならない)。今日は本来定休日だからか空いていて、女将さんに「今日いらした方はラッキーです」と言われた。けれども、そもそも「連休だぜ、イェーイ!」というノリの賑やかな客が来るお店ではないように思う。だから、落ち着いて楽しむことができる。

 

今年83歳という女将さんは、元気で明るくて楽しいおしゃべりがとめどなく出てくる。まだまだこの先10年は間違いなく現役でいらっしゃることだろう。この明るさと元気は見習いたいものだと思う。

 

車を運転して帰らねばならないので、次男は今宵はノンアルコールビール。食事の後、女将さんの楽しいおしゃべりをいっぱい聞いて、それから私は家まで送ってもらい、次男を見送った。我が家の盆休み終了。明日からまた静かな日常へ・・・。

 

 

夏の終わり(だといいけど・・・) (TABIZINさんのサイトより)