あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

ネイルが医療現場を困らせているとは!

私は夏場は素足でサンダルを楽しむためにペディキュアをするけれど、手の爪のほうはもう四十何年来マニキュアをしていない。近頃はジェルネイルなるものがあって、デザインも可愛いものから大人っぽいものまでさまざまあるし、しかも一度すればなかなか剥がれないようなので、一度ネイルサロンに行ってみようか・・・なんて気持ちも萌していた。

 

ところがそのネイルが、剥がれにくいがゆえに現在の医療現場をさらに大変にしているという。

 

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リンクの記事が消えた後のために簡単に説明すると、指の先に装着して酸素飽和度を測るパルスオキシメーター(一昨年の入院時には私もお世話になった)は、爪の部分の皮膚を通して血流中の酸素濃度を測定するのだそうだ。その際にマニキュアなどをしていると測れないので、医療機関では救急に除光液を備えているのだけれど、ジェルネイルは除光液ではとれず、看護師さんたちがはがすのに大変手間取るとのこと。

 

体調が悪くて受診する際には、お医者様がちゃんと顔色を確認できるように化粧しないで行く(歯科には口紅を落として行く)けれども、入院する時などはマニキュアを落としていくということもマナーなのだと知った。

 

今はそれでなくても医療現場が混乱し疲弊しているのだから、元気だから大丈夫と思っている人も、万一に備えて、この緊急事態が収まるまでの間だけでも、ジェルネイルはもちろん、除光液で落ちるマニキュアも控えたらどうだろう。たったこれだけのことでも、医療に携わってくださっている方々の負担を減らせるのだから。

 

 

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爪の手入れはレディのたしなみだけど・・・。   (画像はネット上よりお借りしました)