あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

お口の衛生とコロナと歯磨き剤

歯磨きはインフルエンザ予防に効果があるそうだが、新型コロナウイルス予防のためにも、歯磨きで口の中を清潔に保つことは効果があるのだそうだ。

 

人間の体は食べたものででき、維持もされるのだし、死ぬまで自分の歯で食べていたいので、近くのデンタルクリニックで、3か月ごとに歯の点検と手入れをしていただいている。前回が2月だったので次は5月あたりだが、このコロナ騒ぎが収まっていなければもう少し後にするつもりでいる。

 

先述の理由から歯には割と関心があって、昨年は長年の使用で動いてしまった歯列を、インビザラインで矯正した。矯正期間が終了した後も、夜間だけ「後戻り防止用マウスピース」を使っている。

 

朝・昼・夜と3回歯磨きをするうち、夜は歯間ブラシも数種使い一番時間をかけて丁寧にする。いくら食いしん坊の私でも、この面倒な歯磨きをまたしなければならないと思うと、夜の飲食は我慢せざるを得ないので、早めの夕食の後さっさと歯磨きを終えるようにしている。こうすれば、夕食の後は水か白湯しか口にできない。

 

夕食後の歯磨きは時間をかけるだけに、研磨剤の入った歯磨き剤では歯がすり減ってしまう恐れがある。それで、もう長いこと夜だけは歯磨き剤なしにしていた。さらに朝と昼使用する歯磨き剤も、若い時と違ってもう少し気をつけなければと思い、このところ新しいものを買うたび、付加価値のついた製品をあれこれ試していた。

 

そうしているうち、どなたかのブログで紹介されていた「コンクール」という製品に興味をひかれ、ネット通販で購入、3月から使っている。

 

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緑のほうがジェルコートFでフッ素が強化されたタイプ、白いほうはリペリオで歯ぐきの活性化を謳っている。どちらの効能も捨てがたく、結局両方購入して、朝昼ジェルコート、夜リペリオ(研磨剤なしなので)と使い分けることにした。

 

両方とも一般的な市販の製品と違って、不自然な味や爽快さがなく、泡立ちもほとんどなく、安心して磨ける。唯一欠点をあげれば、粘度があまりないので気をつけないと垂れてしまいがちなことだ。慣れればこれも大した問題ではないけれど。

 

こうして夕食後の歯磨きを終えると、後戻り防止用マウスピースを装着する。結構装着感があるので少々、いやかなり不快だけれど、4か月近く面倒な思いをして矯正した努力が水泡に帰するよりは・・・と辛抱している。

 

 

今日は、マスク・手洗いと並んで歯磨きで口腔内を清潔に保つことも、コロナ予防に効果的という話。

ところでこの「口腔」という熟語、一般的には「こうこう」と読むのだけれど、医学界で使われるときはなぜか「こうくう」になる。鼻腔も同じように一般的には「びこう」なのだが、医学用語としては「びくう」となる。 蛇足。