あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

不親切なワクチン予約システムと県議補選

今朝は団地の一斉清掃の日で、小雪のちらつく中での実施だった。寒い時期で草もほとんど伸びていないのを幸いに、掃除はそそくさと終えてしまったが、私の上に住む80代後半のSさんから相談を受けた。

 

前回のワクチンを接種したかかりつけ医が、窓口では予約を受け付けてくれずコールセンター経由でと言われたのだそうだ。ところが電話は何度かけても話し中でつながらない。もう、大規模接種会場でいいから早く受けたいので、どこへ行けばいいかということだった。

 

この地区には「ほいっぷ」という市の保健施設があり、前回もそこが接種会場になったので今回もそこで行われるとは思ったが、調べたうえで連絡すると答えて別れた。

 

市のホームページで確認すると、やはりそこが接種会場にはなっていたが、そこで受けるにしても予約が必要となっているので、ネットのほうが早いと思い、Sさんに接種券を借りて手続きしようとした。

 

けれども、先日自分の予約を取る時に経験したことではあるが、当市の予約サイトは、個別の接種番号と、昨夏のログイン時に設定したパスワードを求めてくる。自分の時には再設定用のメールを送ってもらって解決したのだが、今回はそのアドレスでは当然接種番号と一致しないとはじかれた。別のメールアドレスで試みてもやはりはじかれてしまった。

 

もちろん、Sさんとてまさか3度目の接種となり、パスワードをまた使うことになるなどと思っていなかったから、前回の手続き時に設定し、お渡ししておいたパスワードなど残っているはずも、覚えているはずもなく、結局今回は、お役に立つことは出来なかった。

 

昨年の手続き時は、初ログインは生年月日ででき、そのあと自分でパスワードを設定するようになっていた。後日また接種の必要が発生する可能性や、そうした場合に、同じパスワードでログインすることになるなどの説明はなかったので、おそらく多くの人が私と同じ思いをしていると思う。

 

受け付ける行政側にしても、インターネットを使ってもらうのが最も手間が省けるはずなのだから、もう少し利用者が使いやすい仕様にすることは出来なかったのかと、非常に残念に思う。

 

朝からこんなことにかまけていたので、うっかり県会議員の補欠選挙の投票を忘れるところだった。冷蔵庫の側面に貼っていた投票所の入場券を、昨日のうちにドアの方に貼り直しておいたので嫌でも目に入り、おかげで忘れることなく午前中に投票を済ませることができた。

 

今朝、早くも集まってしまった共益費を持っていらした一人の組長さんは、医療従事者枠ですでに3回目の接種をしたのだけれど、副反応で40度の熱が出てそれは大変な思いをしたという話だった。ちなみにファイザー社製だそうだ。こんなことを聞いてしまうとちょっと恐れをなしてしまうけれど・・・。

 

 

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お手上げだニャ・・・。 

(ショッピングサイトで見つけたお手上げ猫ちゃん)