あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

老舗旅館も国語力が・・・

我ながら何とかならないものかと思う。やたら言葉に引っかかってしまう性分。

 

ああ、カツオのたたき美味しかったなあ・・・と、先日の高知旅行の折りの夕食の献立を記した「おしながき」を眺めていて、またしても目についてしまった。

 

一連のお料理の後に、「旬の食材を用いておりますので内容が変更する場合がございます」とある。この文なら、内容「を」であってほしい。内容「が」ならば、「変更になる」にならなければ呼応しない。

 

それに続くもう一つの文も、「当館で使用しているお米は全て高知県産を使用しております」とある。これも、たった一文に「使用して」が二回もあって気になる。「高知県産です」とするか、最後をどうしても「使用しております」にしたければ、前半は「当館では」で十分だろう。

 

少し前に、Google日本法人での労組結成というニュースがあった。

www.tokyo-np.co.jp

新聞社の記事の見出しでこれである。「Google日本法人で初の労組が結成」。これに違和感を感じる人はどのくらい存在するだろうか。70年くらい昔なら、「初の労組が結成さる」と「さる」が付いたことだろう。それならば良い。「結成」と体言で終わるのなら、「労組を」としてほしいなと思う。

 

気にし出したらキリがなく、こんなことを列挙していてもお読みになる方々は不快なだけだろうし、肝心なこれらの書き手に伝わるわけでもないのだから、この辺にする。

 

 

今日は地域の老人会の例会だった。人間関係で少々すったもんだがある。人間が何人か集まると、必ずややこしい人の一人くらいは存在する。仕事をしなくなれば、嫌な人とは付き合わなくて済むかと思うが、浮世に暮らす限り、そういうわけにもいかないようだ。なんとかみんな仲良くやっていけるようにしたい。

 

あなた、仲間外れなの?気難しい人?  (一日一猫さんのサイトより)