あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

私がお金持ちだったら・・・

去年スタートした、私の関わっているNPO法人だが、まだ会員も非常に少ないし、志はあれど資金がない。応募できる助成金があれば手当たり次第に応募して来たけれど、活動実績の少ないヨチヨチ歩きの団体にはなかなか門戸は開かれない。

 

この夏、やっと一つなんとかOKがもらえたのだけれど、イベント開催前に再度加筆して書類を出し直すように求められた。最初の応募書類も面倒だったが、その再提出の指示がまた大変で、かなりのボリュームの冊子が代表のところに届いたらしい。

 

代表は日々実際の活動に飛び歩いているので、その送られてきた冊子をじっくり読んでいる暇がないと言う。なんとか、それを読み込んで必要な手続きを簡潔に教えてほしいという依頼が私に来た。

 

本来事務関係が私の担当なので、そうした文書も私宛に来て私が対処できれば良いのだが、私は活動の実態をほとんど知らないので、何を書類に書き込むにしても、いちいち問い合わせなければならなくて対処できないのだ。

 

どうもこの国のお役所や、それに類する機関の申請書類の煩雑さは半端ではない。わざと素人では手に負えないようにしているような気さえする。だから行政書士だの司法書士だのといった仕事が成り立つのだろう。

 

コロナ禍の支援金の申告でも、いったん書類不備で戻されると無限ループのごとく何度も返されて、頭を抱えている事業主も少なくないようだ。貧困ビジネスの問題でも、面倒な役所の手続きを悪徳業者が手際よく片付けてピンハネするとか。本当に困っている人は、その面倒な手続きをする暇や力がない。

 

不正に受給する不届き者もいないわけではないので難しいところだが、支援金にしろ生活保護費にしろ助成金にしろ、本当に困っている人には速やかに届くようなシステムは考えられないものだろうか。

 

縦割り行政のはざまで困っている子供や高齢者や外国人などのために、誰でも安心していられる場所を提供したいと奔走する代表理事に、面倒な書類なしに、私がポンと当面の活動費として100万円くらい寄付金を上げられたらなあと思う。

 

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昨日のフラワーデモ@豊橋

 

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このボリューム。そして面倒な内容。忙しい人ではそりゃ、萎える・・・。