あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

思いがけない金額と次の女子会

以前「お宝エイド」というシステムを使って、家の中でただ眠っていたものを寄付として活かす試みをしたことを書いた。

 

hikikomoriobaba.hatenadiary.com

 

数日前に、その寄付をした先から領収書とお礼状が届いたのだけれど、思っていた以上の金額になっていて、少しはお役に立てたようで嬉しくなった。

 


ただ眠っていたものが片付き、しかも世の中の役に立つのなら、こんなに良いことはない。

 

 

ところで、昨日のブログにホテルで寝坊してしまい支度に焦ったことを書いたが、白魔女さん(id:whitewitch)から、「我が家は、ホテルの朝食の15分前くらいに目覚ましをセットします(中略)10分もあれば着替えと洗顔などが済みます。なので、慌てぶり…あまり想像できません。すみません」とコメントをいただいた。

 

言われてみれば確かに、30分以上も早く起きて何を慌てる必要があるのだろうと思われた方も多いことだろう。勤めていた頃から、私は出かける時刻の少なくとも1時間前には起きるようにしていた。

 

焦るタチなので、学校時代の修学旅行などでも、集合時刻の10分くらい前には準備万端でありたく、大人になってからの団体旅行でも同様で、そのせいでいつも時間を意識しすぎて疲れてしまう。

 

年をとって髪型も全く手のかからないショートヘアにしてしまったし、もともと大した化粧はしていなかったのが益々手抜きになり、身支度もその分簡単になったはずなのだけれど、指先が鈍くなっているのか、若い頃は何でもなかったネックレスの留め具がなかなか止められず、焦るとますますうまくいかなかったりするので、やはり支度の時間はたっぷりほしい。

 

今回姉がお風呂を使う段になって、その準備に非常に手間取っているのを見て、家の中の物を減らしてスッキリ暮らすことも大切だが、自分の身支度もシンプルにすることを考えさせられた。

 

私は面倒くさがりなので、もうだいぶ前からせっけんでの洗顔のあと、夏も冬も化粧水を1つペタペタと塗って終わり!という簡単さだが、80を過ぎても私よりよほど女らしい姉はまだダブル洗顔をし、そのあとの基礎化粧品も幾品も使っているらしい。

 

それらの化粧品を、旅行用の小瓶に小分けにするのは面倒だし、ボトルそのままは重いしということで、たくさんのサンプルを1つのバッグに入れて来ていて、小さな文字が読めないと言いながら延々とバッグの中をかき回しているのを見て、初めて姉が少々頼りなくなり始めていることを感じた。

 

化粧もせず服装もアクセサリーなどやめれば、荷物を少なくでき朝の身支度も手早くできるようになるが、たぶんこうしたお洒落心が張り合いにもなり、老け込まずにいられる要素の一つなのだろうとも思うので、たまの旅行のためにこれらを省くのがいいことかどうかは分からない。

 

なんにしても、姉も私も、もうしばらく元気で第二回の女子会をしたいものだと思う。

 

 

ホテルの階段踊り場の可愛い窓ガラス。