あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

国と家計は違うでしょうが・・・

今朝のニュース。「令和4年度の国の税収は初めて70兆円を超えて3年連続で過去最高を更新しました。一方、2兆6000億円あまりと過去2番目の規模の決算剰余金を計上し、この半分が防衛力強化の財源に活用される見込み」とのことだった。

 

剰余金の二分の一は国債の償還に充てられると言っていたが、え、半分?と思ってしまった。しかも残りの半分は困っている学生のためでも子育て世代のためでもなく、防衛力の強化のために使うって、そんなに急いで防衛力を強化しなければならないほど、現在の政府は危ない外交をしているということか。

 

今年度の国家予算が114兆円余で、国債残高は1000兆円(地方債と合わせて借金1200兆円と言われる)。私なら年間予算の10倍もの借金があったら、何をおいても余ったお金は借金の繰り上げ返済に充てたいが、家計と国家は違うのだろうか。

 

小さな家庭とは違う理屈が成り立つとしても、どう見ても今の日本の財政状態は不健康だとしか思えない。500兆円を超えたのは1996年で、この年の国家予算は75兆円だ。

 

ちょうどAO153さんも「全力で米軍と戦っていた1944年でさえ、GDPの144%の借金、どことも戦っていない2023年は、GDPの258%の借金。おかしいと思いませんか」と書いていらっしゃる。

a0153.hatenablog.com

 

今やすっかり政府広報と化してしまったNHKは、政府の思惑や決めたことなどはどんな内容であっても全く無批判に報じ、そして政府に都合の悪いニュースは報じない。それでいて受信料を滞納すると「倍納付だっ!」と威嚇する。あっ、このやり口は親分である政府から学んだのか。

 

悔しいが、私もこの脅しにひるんで、10万余たまっていた受信料を一括で払ってから、再度不払いを実行することは出来ずにいる。

 

政治といい、ジャーナリズムといい、いつのまにか私はならず者国家で暮らしていたようだ。(なんて書いているとそのうちアブナイ?)

 

 

おうおう、ここに足を踏み入れたからには、ショバ代を置いて行ってもらうニャ!(ねこのきもちNEWSさんのサイトより)