あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

あの日から8年

今日は9月19日。8年前の今日、国会で安保関連法が成立してしまった。

 

7年前の私のブログ:

yonnbaba.hatenablog.com

 

このブログを読むと、ママの会の仲間(今も活動しているのだろうか)とまだ随分熱く活動していたのだなと思う。そんな私でも、後半の「9.19を忘れない諦めない」の駅前での集会&パレードに参加した感想には、居心地の悪さやなじめない気分が綴られている。この集会は、中心になっているのが筋金の入った長年の活動家の人たちなのだ。これでは、ごく普通の活動などしたこともない人たちには敬遠されてしまって当たり前だろう。

 

この安保法の成立の後、豊橋では毎月19日に集会&パレードを何年も行っていたが、今はどうなのだろう。土曜日のスタンディングにでも参加すれば、そのあたりの消息も聞けるのだろうが、もう私の中のスタンディングの火はほぼ消えてしまった?いや、埋火だろうか?掘り起こせばまた燃え出すか?かなり怪しい。

 

2019年にはまだ参加していた。

yonnbaba.hatenablog.com

 

この後コロナ禍となり、おそらく2020年からは開催されなくなったのではないだろうか。そして目下当市では喫緊の課題である新アリーナ問題への取り組みがあるので、まだこちらの取り組みの復活どころではないのかも知れない。

 

アリーナ問題と言えば、今日も朝9時から市役所のロビーでこの運動についての記者会見を行うと友人から連絡が入っていた。一緒にどうかと誘ってくれていたが、民生委員である私は署名の受任者にもなれないし、たいした役割を果たせないので遠慮した。ちょうど今放送されているローカルの情報番組『アップ!』内で流れるらしい。

 

東日本大震災の時には、原発の爆発や津波の悪夢のようなひどい現実を目にし、日本人の拝金的な価値観も大きく変わるだろうと思った。そして昨年、元首相が凶弾に倒れ、それに伴ってカルト宗教と政治のつながりが暴かれて、政治も大きく変わらざるを得なくなるだろうと思った。

 

それなのに、この不思議な国は何もかも数年で忘れてしまう。いや数年どころか、カルト宗教と政治の実態など去年暴かれたばかりなのに、すでにして多くの人々の頭からは消えかかっている。

 

駅前のスタンディングからも、毎月11日のフラワーデモからも離脱してしまったような私が、こうしたことを言うのもおこがましい気がするけれど、しかし、私は形は変えながらも考え続けているつもりだ。そして、なかなか効果的な運動の仕方は見つからないけれど、少なくとも、大切な一票は決して無駄にしたくないと思う。

 

 

がんばろ~!  (ねとらぼさんのサイトより)