AO153さんが、先日私が紹介した本をお読みになって、感想をブログに書いてくださった。
私はいい年をしていまだに子供を卒業しきれてないような人間なので、この村山早紀さんのSFファンタジーの世界にすんなりと取り込まれて大いに楽しんだけれど、理知的なAO153さんが興味を示してくださった時には、嬉しい反面ちょっと不安もあった。
しかし、ちゃんと楽しんでいただけたようだし、さらにウクライナについてのNHKスペシャル『戦場のジーニャ』やEテレの『戦禍に言葉を編む』を引いて現実ともからめて論じてくださって、より深い考察が生まれたようでとても嬉しい。
私はこの作品を思う時、空間的にも時間的にも、非常に雄大な視点で人類や地球について考えられるような気がする。かなうなら、プーチン氏やネタニヤフ氏も、このような物語に触れて、そういう大所高所から自分のしていることを俯瞰的に眺めてみてほしいものだと思うけれど、そんなこと夢のまた夢、ですね。
神々しい猫様 (COROBUZZさんのサイトより)