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放課後デイ「のよりんkupi」

先日の日曜日、理事をしているNPO法人Mix upの総会があった。昨年秋に放課後等デイサービスがスタートしてから、初めての総会だ。総会と言っても、まだ小さな団体なので事前に行う理事会とたいして顔ぶれは変わらないけれど。

 

以前はコンビニだったという建物はきれいにリフォームされ、関係者のみなさんの労力奉仕もあって、明るく楽しい子供たちのための空間になっていた。

 

絵本やおもちゃの置かれたコーナー

 

広々とした室内

 

名称の「のよりんkupi」は、kupiがショナ語(理事長が青年海外協力隊で暮らしたジンバブエ公用語)で「居場所」。所在地の地名が「野依」なので、「野依」の「居場所」に「よりん(寄ってね)」「こりん(来てね)」(どちらも三河弁)ということで命名された。

 

2020年というコロナ禍の真っ最中に船出した小さなNPO法人Mix upの船は、なかなか思うようにイベントもできない荒海の中を航海し、やっと2023年の11月にこの放課後等デイサービスの開設まで漕ぎつけた。

 

現在通っているお子さんは16名。まだまだ採算ベースに乗せられてはいないけれど、この夏あたりにはなんとか損益分岐点を超えられそうとのことだった。夢に向かって何年も寝食を忘れるようにして頑張ってきている理事長が、なんとか労働に見合った報酬を得られるように早くなってほしいものだと願っている。

 

微力な私は、理事の一人としてほんのちょっぴり文書類でのお手伝いができるだけ。運転が苦手で、仕事のために必要な間はストレスでしかなかった私は早々と免許返納してしまったが、今までに2回だけ「車が使えていたら!」と思った。

 

1回は母がグループホームに入居していたころ、その施設が不便な所にあってバスの便が何時間かに1本で最終は午後3時台という状況だったため、車が使えていたらもっと気軽に何度でも行けるのにと強く思った。

 

そして今回、この「のよりんkupi」に行って、「車が使えていたら、気軽に来てお手伝いができるのに!」と非常に強く思った。いや、実際はもうそんな体力はないのだろうけれど、この明るい空間で子供たちと過ごすのは楽しいだろうなと思った。

 

まずはこの「のよりんkupi」の空いている午前の時間などを活用して、地域の高齢者を始め、Mix upの理念「心のバリアフリー」空間であるごちゃまぜの居場所にすることを目指す。そうして、いずれはそんな誰にとっても居心地の良い居場所をあちこちに作ることができたら・・・。そんな理事長の素敵な夢を、私も微力ながらこれからも応援していきたい。