あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

やっと草取り

今日も、切り替えの合間でさえオリンピックの映像を目にしたくない(我ながら頑固だ)ので、テレビをつけない静かな朝。

 

昨夜は雨が降ったようなので、草が抜きやすくなっただろう。このところ体調不良で構わずにいて、伸び放題の草が気になっていた。この好機を逃さず、朝食後は、日が陰っている間だけでも草取りをすることにする。

 

虫よけを塗ると、塗れない顔を集中的に狙われるので、蚊取り線香を炊いて行う。長袖長ズボンで、1時間半ほどの間に全身汗まみれ。ベランダ側だけだけれど、それでも何とか格好はついてさっぱりした。

 

シャワーを浴びて、アイスクリームを食べる。体調も今一つだったのと、このところの暑さでさすがにおやつ用の甘いものも買う気にならず、昨日の買い物時、珍しく大きなパックのアイスを買ったのだ。

 

 

友人の図書館問題の新聞記事は、2回目は子育て世代のこと、3回目は働きながら次のステップのために勉強している人たちについて書かれていた。こういう人たちのことなら理解できる。特に子供の絵本は安くないし数も欲しいから、図書館を利用する人は少なくないと推察できる。フルタイムで働いている親御さんなら、夜まで開いている図書館はありがたいことだろう。

 

豊橋総合動植物公園(通称のんほいパーク)には、この5月にインドからアジア象3頭が新たにやってきた。今までの象と合わせて6頭となり、国内の公的動物園では最多になるそうだ。

 

これは前市長が象の群れ飼育をしたがっていたため、その置き土産ではないかと思ったが、地元の新聞記事によれば今回の象はインドからの寄贈とのことなので、税金は使われていないのかもしれない。けれども、頭数が倍になったことで今後新しい象舎が必要になったり、餌代が増えることが考えられるが、そうした予算はどれくらい必要になるだろう。

 

この春、小学校の給食無償化は市議会で否決されてしまったが、象の群れ飼育だの、恒常的に赤字になること必至の新アリーナ建設などは議会を通ってしまった(新アリーナは市民の反対署名を提出し、不採択にはなったが、その後問題続出で計画は止まっている)。市会議員選挙の投票率もお寒いばかりだが、そのあとの議会の監視に至っては、お寒いどころか凍りついてしまっているだろう、自戒を込めて。

 

今回の問題に関連して、スタンディングのLINEのメンバーの一人が、市の広報に料理のレシピなんぞを載せるより、税金の使い方をしっかり報告してほしいという意見を書いていた。そのメンバーの友人の住む市の広報と豊橋市のそれとは、ずいぶん違いがあると言う。

 

そういえば、他の市町村の広報というものをそうした観点から見たことがない。新婚時代暮らした相模原市や婚家のあった町、そして弘前市はどうだったか・・・、残念ながらまるで記憶にない。広報と言えば、子育て中に予防接種などのお知らせに気を付けていた印象しかない。思えば、地方行政にはおよそ無頓着に暮らしてきてしまった。

 

民主主義は本当に面倒なものだ。この程度の覚悟で今まで生きてきてしまった。その結果が現在の社会なのだろう。日本中のほとんどの市町村が赤字財政に苦しみ、国からの補助金をあてにしてきたが、その国も大赤字。さらにこのコロナ禍とオリンピック禍が過ぎ去った後、どんな凄惨な光景になるのだろう。

 

政治は富の再配分。より困っている人から使われるように、監視する私たちの責任もより重くなり、覚悟を問われる。それなくしては、ますます富は強いもののところに集中していってしまう・・・。

 

 

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猫は寝ていてもいいけど、人間はただ寝ていてはダメにゃんだよ!