あとは野となれ山となれ

蓮舫さん応援のため東京にスタンディングに行きたい気分だ!

3650連休

退職して今日でちょうど10年。3650連休、いや、途中うるう年が2回あったわけだから3652連休したことになる。

 

yonnbaba.hatenablog.com

 

こらえ性のない私にしては長く続いた公文の仕事が自営業で国民年金のため、厚生年金の資格がない私は大した金額の年金ももらえないため、働ける間は働かないと暮らしていけないだろうと思っていたのに、第二次の定年まで3年余を残して61歳で仕事を辞めてしまった。

 

それなのに、こうして10年間案外気楽に生活してこられたのは、ひとえに株式投資のおかげだ。お金は額に汗して得るもので、株などはいけないことのように思い込んでいたが、経理として働いた最後の職場で、社長が会社の資金を運用するのを補助しているうち、投資に対する認識が変わった。売買益を得ようと思えば、世の中や経済状況を見て適切に判断しなければならない。座して待っていれば、棚から牡丹餅が落ちてくるわけではない。

 

そして本当にわずかな資金だったけれど投資を始め、買っては売り売っては買うの繰り返しで、少しずつ資金が育った。預貯金しか知らないままの私だったら、退職してからの台所のリフォームなどできなかったし、インビザラインによる歯列矯正も考えられないし、孫の誕生日に20歳までウィーン金貨を贈り続けることもとてもできなかった。

 

60代で歯列矯正に踏み切ったわけ:

yonnbaba.hatenablog.com

 

この2、30年日本社会で給与が下がり続けているように、年金もわずかずつ減っているが、それでも幸い今のところは大した減り方ではない。いくつまで生きねばならないのか分からないが、団塊世代後期高齢者になるこれから、政府が年金半減!とか言い出したら少々困ってしまうが、今程度の減り方ならこのまま暮らしていけそうだ。

 

ただ、私たちなんとか逃げ切れる世代はいいけれど、これからの人たち、とりわけ氷河期世代のきちんとした雇用につけなかった多くの人たちの老後がどうなるのか、非常に気にかかる。

 

先日marcoさんが年金のことを書いていらした。読んでいて、年金事務所の対応のずさんさに非常に腹が立った。

garadanikki.hatenablog.com

 

そもそも銀行預金のように通帳式にすれば分かり易かった(アチラはするわけない)のだけれど、私たちもまさか国のすることがこんなにいい加減だとは夢にも思っていなかった。でも、甘すぎたのだ。そもそも年金制度をスタートさせるとき、上つかたでは「ものすごい額のお金が入る。しかもその年金を支払うのは何十年も先だ。好きなように使える!」とのたもうたと、Twitterか何かで読んだ。泥棒に私たちの大切な老後資金を預けていたようなものだ。

 

 

気楽な365連休暮らしの話のはずが、またしても政治への怒りになってしまった。保険証廃止法案も衆議院を通ってしまったし、いい加減、日本人も怒りのデモなどしないと、政治家にしゃぶりつくされてしまいそうだ。

 

 

みんなで声をあげなきゃ!  (カラパイアさんのサイトより)