あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

伝説はこうして・・・

先週の金曜日、心配で、もうまさに名古屋を出発しようとしているところに私からの連絡で無事と知ってとどまり、安心して、当初の予定通り土曜日に次男が帰省した。

 

少し前に同じ心配を次男に対してしたのだから、もう私としてはひたすら謝る。今後は長く電源を切る際などは、事前に連絡するし、何と言っても充電が10%台で外出(これがすべての元凶)などという羽目に陥らないよう気をつけることを誓う。それから、合鍵を信頼できる近所の友人に預けるなどの対策を考えることも約束する。

 

しかし、最後には笑い話になる結末で本当に良かった。もしも慌てて金曜日の夜に名古屋から飛んでくる次男が、途中で交通事故に遭うなどということになっていたらと思うとぞっとする。そうしたら私は、自分の粗忽をどんなに悔いても悔やみきれない。

 

実は帰りの電車に乗ってやれやれとういう時点でスマホの電源を入れた私は、アプリのアイコンのあちこちに着信やお知らせがあるのに気づいたが、なにしろ充電がもうなくなりかけていたので、次男のLINEにとりあえず「充電が切れそう 帰宅してから返信するね 心配するような状況じゃないから」と入れた。

 

これを見た次男は安心したかというと、そうではなかったそうなのだ。普段の私らしくない文面に、これは誰かほかの人が送ったのではないか・・・と、さらに悪い想像を膨らませたらしい。想像力が豊かというのもなかなかやっかいだ。長男にも電話でこの文面を伝え、二人して確かに母らしくないと心配したらしい。

 

そうこうしているうちに帰宅した私が電源をつなぎ、「〇〇君から着信があったけど、あなたと間違ってかけたのよね」などというのんきなメッセージを送ったのを受けて、次男が「かくかくしかじかの大騒動になっていたんだよ」と知らせる電話をよこして、初めて自分の至らなさを知ったという次第。

 

まあ、この「母倒れる?誘拐される?騒動」は、我が家の語り草になりそうだ。

 

 

粗忽と早とちりのから騒ぎで良かったニャッ!