せいぜい月に一回来る次男のために購入する程度なので、我が家のアルコール関係の出費など本当にたかが知れている。私が不買運動をしたところで、ごまめの歯ぎしりどころか、大海の一滴にもならない。それでも、自分の気が収まらないので、ささやかな抵抗を続けている。
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そんな訳でサントリーの角瓶がキリンの「陸」に代わったのだが、このたびキリンもプチ不買運動の対象としなければいけなくなった。
ということで、お次はいよいよ竹鶴さんのを買おうかと考えている。そもそも私は味覚が大雑把なうえに、アルコールはさらに分からない。で、そういう自分の弱い分野はついコマーシャルなどに頼ってしまい、結果、サントリーやキリンといった所にいってしまっていた。
これが服やインテリアなら、ある程度自分の好みや美意識で選べるのだけれど。でも、それで選んでいたのがサントリーやキリンだったらつらいところだ。こだわりのないアルコールで良かったと言うべきか。
この他に私が避けているのは、ＤＨＣのスキンケア用品などは買わない。めったに旅行自体ないが、もし宿泊が必要になってもアパホテルには泊まらない、くらいか。
あまり気にし過ぎれば買うものが無くなってしまうなんてことになるかも知れないが、消費行動は投票行動でもある。応援したい企業の製品やサービスをなるべく選びたい。ただ、私は思考が論理的でなく非常に直感的・感情的なので、実は間違った選択をしていることもあるかも知れない。
私が好印象を持っているのは、『世界遺産』の番組を一社提供しているキャノンキヤノン。同じく『題名のない音楽会』を一社提供している出光。どちらも番組も良質なうえＣМも洗練されている。そしてやはりＣМが非常にスタイリッシュなキューピー。
あとは、選択的夫婦別姓に早くから力を入れていた青野社長のサイボウズ。ここは製品を買って応援は出来ないが、株を持っている。私が選択的夫婦別姓問題で青野社長を知ったのは2018年で、当時サイボウズ社の株価は690円だった（現在は1900円を超えている）。
と、ここまで書いたところでアラームが鳴った。今週は見守り当番なので、支度をして出かけなければならない。
