あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

とろみのあるコーヒーですって

梅雨入りはまだ少し先と思っていたが、今日はそれらしい空模様になってきた。そこでこのブログの背景もそれらしく変更。我が家の洗面所にも、去年に引き続き紫陽花柄の手ぬぐいが登場した。

 

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ところで、コメダ珈琲店がとろみのついたコーヒーを開発したそうだ。これにはコーヒーを日常的に飲む習慣を持った人たちが高齢化して、大好きなのに嚥下力が低下してむせやすくなってしまい、コーヒーを諦めなければならなくなるケースが増えてきたという背景がある。

 

私は現在はコーヒーを断っているが、いずれはまた飲みたい(その日はいつ来るのだろう)と思っているので、これは嬉しいニュースだ。まあまだ当分とろみつきのコーヒーのお世話にはならないつもりではいるけれど(「ぱたから」や「あいうべ」体操も毎日している)。

 

 

むせやすくなるとか、錠剤が飲みにくくなるとか、若い頃には想像もしなかったことが起きてくるのが年をとるということなのだと知った。気持ちは老け込まないようにしながら、こうした現実をうまく受け入れ、対処法があればその手立てをしながら、なるべく毎日を楽しみながら暮らす。

 

なんだか巷では年金の支給開始を遅らせたいからか、高齢者の定義を70歳からにするとか聞こえてくる。確かに現代の70代は若々しく元気な人が多いように見えるが、それでも私の経験では、やはり60代半ばあたりからさまざまな体の変化や不調が出てきた。65歳から前期高齢者とされるが、なるほどこういうことかと頷いたものだ。

 

食生活や健康のための知識の向上で健康寿命は延びるかもしれないが、それでも生物としてのヒトの身体機能の衰えというものは厳然としてあるのではないか。いいかげんガタがきた体で、それでも「人生100年」などと言われる時代を生きねばならない。やれやれ・・・。