速度の遅い台風の影響が何日も続いているが、とうとう九州地方に上陸した。いまだ台風の規模どころか、進路さえもどうにもできない人類。どうか被害が少ないようにと願うばかり。
さてその台風の影響もあって、この数日いくぶん過ごしやすくて助かってはいる。暑い暑いとぼやきながらも、この夏も特に食欲不振ということもなく終わりそうだ。そんな私のこの夏の食卓に新たにのぼったものを、自分の備忘のためにも記録しておく。
まずはネットで見つけたピーマンのおひたし。ワタも種もまるで気にならずに食べられるので、本当に簡単。ヘタを取って半分に切ったピーマンを、レンジ専用の容器で３、４分（我が家は500W）加熱（時間はそれぞれのお好みで加減を）。あとはおかかを振り味ぽん（めんつゆでも）で。一袋くらいペロッと食べてしまう美味しさ。
次にいただきものの乾麺。熊本のお土産とか。油で揚げていなくて美味しいと人気の棒ラーメン（そうめんのようにまっすぐ）の冷やし中華版。水で溶くだけのたれも付いているので、冷やし中華も簡単にできてしまう。
お次はこれまたレンジ専用容器で加熱したナス（他の野菜でも可）に、これまたいただきものの調味料「サクサクしょうゆアーモンド」をかけただけのもの。「ゆで野菜や豆腐にかけて」とあったので最初冷ややっこにかけていたが、このナスにかけたら豆腐以上に美味しかった。アーモンドのサクサクとした食感も楽しい。
ミョウガの安売りに出合った時しかできないけれど、ゴーヤーとミョウガの和え物。薄切りして塩をし、しばらくしてから水けを絞ったゴーヤーと、ミョウガの細切りを味ぽんで和えるだけ。すりごまを振って。私の見たレシピは醤油とみりんと酢だったけれど、私はやたらと味ぽん。
ところで、味ぽんってホチキスやセロテープと同じで、商品名ではないか。一般名詞としては「味付きポン酢」または「ポン酢醤油」だろう。
お読みくださっている方は、料理とも言えないあまりに簡単なものばかりで呆れてしまっていることだろう。こんな私でも、家族がいた時にはもう少しちゃんとしたものを作っていた（つもり）。子供たちは男の子でも結構甘いものが好きだったので、ケーキやお菓子も作っていた。でも一人になってからはすっかりこんな調子だ。なんでも美味しく食べられる健康がなんともありがたい。
