あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

「はんかくさい」どころか・・・

今朝のニュースで「67歳の新人漫画家」という話題を取り上げていた。

 

話題の主は漫画家・ハン角斉さん、67歳。去年、異例の単行本デビューを果たされたのだそうだ。収録された作品のうちの1つは、新人賞に応募した際、編集長から評価されて金一封を獲得したという。出版されたその本の帯で「プロ漫画家たちも称賛する圧倒的な原石!」と紹介されたとのこと。

 

今はほとんどの漫画家がデジタルを駆使して漫画を描いていると言われるけれど、ハンさんの漫画は、満天の星空や山の木々もすべて手描きで、30ページほどの短編でも、描ききるのに3か月はかかるという。

 

絵を描くのが好きで小学生の時に漫画家を目指したそうだが、やがて才能に限界を感じて高校生で断念。その後は柔道整復師の資格をとって漫画の道からは遠ざかってしまったハンさんが、再び漫画を描き始めたのは45歳の時。それから20年間、整骨院の仕事のかたわら出版社の新人賞に作品を送り続けたが、返ってくる評価は低く相手にされない日々が続いていたそうだ。

 

それでも好きで続けていればこういう日が来るのかと驚いたが、私が興味を引かれたのは、実は別の所だ。この方のペンネームの「ハン角斉」が、なかなか洒落てるなと思ってニヤリとしてしまったのだ。

 

「はんかくさい」とは、津軽弁で「ばかげた」とか「あほらしい」といった意味の言葉だ。

 

「オレ、大きくなったらYouTuberになる!」(もうこれも古いのだろうが)

「なぁにハンカクセーことしゃべってるンだば」という具合。

 

吉幾三さん、伊奈かっぺいさんなど、青森出身のタレントさんにはこの手の芸名の先輩がいるので、この67歳の新人漫画家さんも青森ご出身かと思ったのだけれど、北海道の話題だった。

 

 

新しいソファーにはどうも並列のダイニングセットが気になり、配置を変えてみた。

 

どうかな?