あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

寂しい祭り

10月の第二週末は町内の祭礼と決まっているが、一昨年も昨年も、コロナのため中止だった。今年は日曜日の一日だけ、しかも神輿も花火もなしで、福引と子供へのお菓子の配布のみという、ごく一部の開催となった。

 

福引は5年前に奇跡のような一等を引き当てたけれど、その他の年はほとんどビリだ。今日も昼前に集会所に出かけて引いたけれど、案の定7等(ビリ)。それでもティッシュペーパー5箱というのは、いつもながらなかなか太っ腹な福引だと思う。

 

猫たちや、もしあなたたちがいても、この3年は花火の音がなく平和ですよ。

yonnbaba.hatenablog.com

 

子供の頃、お祭りというと母が稲荷寿司と甘酒を作ってくれた。今でこそ、お店に行けばどちらも年がら年中売っているけれど、60年以上の昔にはそのようなことはなく、私にとっては年に一度しか出合えないもので、懐かしい味の記憶になっている。

 

そんなことを思い出して、今日はお昼用に稲荷寿司と甘酒を買ってみた。

ちょっと可愛いお稲荷さん。

 

甘酒は米麴のつぶつぶが全くないタイプで、少々物足りない感じがした。当時は今のように手軽に出来合いを買うわけにはいかなかったので、料理があまり好きではない(私も似てしまった・・・)母も、自分で作らざるを得なかっただろう。子供の時には当たり前のように口にしてしまっていたが、懐かしい思い出をもらったことに、あらためて感謝の念がわく。