あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

とかく人生は・・・

先週、自治体からコロナワクチン第三回接種の知らせが届いた。前回私が接種を受けた医療機関は、今回の実施医療機関の一覧に載っていなかった。戸惑ったけれど、医療機関のホームページを見ると、診療時間内に電話で問い合わせるようにと書かれていた。 午後…

強引な商法に要注意

昼食の支度に台所に立っているとチャイムが鳴った。出てみると、ご近所のNさんだ。頼みたいことがあると言う。 話を伺ってみると、昨日新聞の販売員の訪問があって、購読するつもりはないのに、断る隙も与えずどんどんサービス品を押し付け、書類も販売員が…

名作になりそうだった『月への梯子』樋口有介著

6室のアパート「幸福荘」の大家福田幸男は、40歳であるが、小学校の低学年くらいの学力しかない。近所で総菜屋を営む幼馴染の京子とその母親だけは昔ながらの「サッちゃん」と呼ぶが、その他の人々には「ボクさん」と呼ばれている。 幸福荘は20年ほど前に幸…

植物の生命力にうたれる

お正月用にいけていた松などのうちの一種類(たぶん南天の一種)の葉が、おびただしく散るようになったため、片づけることにした。 大きくて重たい花瓶をどっこいしょと台所に運び、枝を抜く。葉の落ちるものは処分。松はまだまだ元気なので、花などを足して…

ひたひたと心を満たす『きみのためのバラ』池澤夏樹著

勘違いから、乗るはずの便を逃し空港で戸惑う男の物語に始まって、世界各地を舞台にした物語を集めた池澤さんの短編集。出不精でいまだ自分の国を一歩も出たことのない私でも、寒中の日本に居ながらにして、南の島に行ったり、ここ以上に寒々とした北欧の空…

昔むかしの「月9」を見る

録画したいドラマがかち合っていったんは諦めたドリフのドラマだったが、marcoさん(id:garadanikki)の感想を読んでやはり見たかったなと思った。コメントにそんなことを書いたところ、FODを利用して見ることを教えていただき、早速登録して視聴した。 そして…

しゃべりかた美人

今月のNHK『100分de名著』は『金子みすゞ詩集』だ。26歳で命を絶ってしまった詩人の作品は今やあまりに有名だけれども、今回私は指南役の松本侑子さんについて書きたい。 翻訳家で作家の松本さんは『赤毛のアン』シリーズを翻訳していらっしゃるそうだが、私…

寒さに負けず・・・

昨日は大寒というのが大いに納得できる今日の寒さだ。暑いのも寒いのも苦手な我がまま者の私は、銀行に行かなければならないのに、来週にしちゃおうか・・・と横着を決め込みたくなる。自分の用事ならきっとそうしてしまうところだが、自治会のお金だしと思いな…

意外な共通点も発見する異文化交流

今日の日本語教室の学習の中に「ユーモア」という言葉が出てきて、どういう意味かと質問された。今日の担当スタッフが日本語で説明したあと、もともとは英語のhumorだと紙に書くと、ペルーの人たちはすぐウンウンとうなづき、「ウモル」と口にする。 続いて…

ささやかなぜいたくと再び中止の行事

今朝は寝坊して、目覚めると珍しく6時を回っていた。それでも、出かける予定とてない365連休の身、いつも通り朝食後のネット散歩をゆっくり楽しんで、はあっ、極楽!と湯船につかると、目の前の時刻表示は9時を過ぎていた。 9年前なら、もう会社に到着し…

日用品の備忘メモ

20年以上使っているプラスチックのピンチハンガーを買い替えた。私は外に干さないのでプラスチックの劣化もなくまだ使えるのだけれど、だいぶ前からどうも色が気になっていた。パステルカラーのピンクとブルーで嫌な色というのではないが、どうも家の中に不…

コロナ後にはローカル線で・・・『鉄オタ道子、2万キロ』

このドラマを見ると、出不精の私でも、ひなびたローカル線に乗りたい気分になる。番組の紹介サイトに、六角精児さん(ドラマでは雑誌「旅と鉄道」の編集長役)の「観ている方に、鉄道っていいなあと感じていただけるようなドラマになることを願っています」…

トンガに思いを馳せる

夜中から出ていた津波警報はすべて解除になったという。ただでさえ寒いこの時期に、体育館などで過ごされるのはどんなにおつらいことだろう。また10年前の津波を体験した方々は、どんなに不安な夜だったことだろう。避難していた方たちは、皆さん自宅に戻る…

雪やコンコン

めったに雪の降らない当地も、今日は起きると窓の外は雪景色で、駐車場の車たちはふんわりと綿帽子をかぶり、今もさらに雪が降り続いている。 こんな朝は、学校にも職場にも行く必要のない身に感謝するが、これも私が年をとったからかもしれない。子供の頃、…

七草は忘れても鏡開きは忘れない

今年の七草の日は、うっかりおかゆを食べるのを忘れてしまった。まあ、別に年末も年始もちゃんと野菜は摂取しているし、胃も特段休ませねばならぬほど酷使していないのでいいことにした。 で、七草はコロッと忘れたのに、昨日の鏡開きはしっかり覚えていて、…

二度目でもワクワク『dele』

3年前に毎週楽しみに見たドラマ『dele』が、今ネットフリックスで見られる。キャストもストーリーも素晴らしかったのだが、深夜帯でもあったからか、あまり話題にはならなかった(だが、のちにギャラクシー賞はじめ数々の受賞あり)。続編かスペシャルでま…

二年目のシクラメン

わりと私はシクラメンと相性がいいようで、今までも2年目、3年目、あるいはもっと何年もたつシクラメンを見てきたが、おそらく今年が一番うまくいったような気がする。 それは何と言っても「夏越し」がうまくいったことに尽きるだろう。シクラメンは結構長…

沈黙の会食とコロナ後を思う

今年最初の民生委員の会議。例年ならば、通常は平日の午前中にするこの会議を1月だけは夕方に行い、そのあとレストランで食事会(ほとんど女性でもあり宴会、とはならない)となるのだが、昨年はその食事会を中止し、今年は通常月通り会議を10時から行い、…

チョッコレート、チョッコレート・・・

いただきものの、明治ミルクチョコレート復刻版箱(販売は昨年の10月で終了しているもよう)。 皆さんはどのパッケージデザインが懐かしいだろう。私は下段の左や真ん中あたりだ。下段左は1958~1966年。真ん中は1966~2009年。 明治チョコレートと言えば、…

市原悦子さんに心つかまれる映画『しゃぼん玉』

当地では4日の深夜と言うか、5日の未明に放送になった映画『しゃぼん玉』を、昨夜鑑賞した。どんな作品かも知らないまま期待もせず録画したのだけれど、これが心にしみる大変良い作品だった。 伊豆見(林遣都)は恵まれない生い立ちからすさんだ生活をし、…

今年もお見事!「正月時代劇『幕末相棒伝』」

正月3日の夜、今年もNHKで正月時代劇の放送があった。今回は『幕末相棒伝』ということで、坂本龍馬と土方歳三が将軍襲撃事件の犯人を突き止めるという密命を受け、対立しながらも、2日という期限の中で捜査するという、大胆な設定の物語だった。 その坂本…

大発会、平常営業へ

日経よりお借りした画像。まだこういうことするのだ・・・。日経平均株価は一時400円以上の値上がりを見せ、2万9000円台を回復したとか。 家の中はシンとしてしまった。さあ、平常運転である。 私の平常運転より1日早く、昨日駅前スタンディングをした仲間た…

突然の閑

高校時代の友人が迎えに来てくれて次男が出かけたため、大晦日から続いていたにぎやかな時間が突然途切れ、久々のしんとした一人の時間を味わっている。もう次男が帰ってしまうので、明日の午後からは、またずっとこうした静かな時間の流れる日々が始まる。 …

明けましておめでとうございます。

まあ、世界がどうであろうと、新しい年は来るのですが、それでもそれぞれがつつがなく新年を迎えられることは喜ばしいことでしょう。 皆さま新年明けましておめでとうございます。どのような元日をお過ごしになられましたでしょうか。私は、世間並みに休日が…