あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

テレビ・ニュース

パリジェンヌの田舎暮らし

とっても素敵な番組を見つけたのだけれど、もう放送は終了してしまったのだろうか。来週のテレビ番組表を探しても見つからない。 その番組は『パリジェンヌの田舎暮らし』。もともとはNHKBSの番組だったようだけれど、私は9月の中頃にEテレの番組として見つ…

砂鉄さんの鋭い言語感覚

Eテレの「100分de名著」、ル・ボンによる『群衆心理』の第4回「群衆心理の暴走は止められるか」を見た。 1848年のフランス2月革命で群衆が宮殿になだれ込んだが、その際に宝石や宝飾品が盗まれることがなかったのだそうだ。このように、時として群衆は思い…

何百年たっても怖ろしいほど符合する『群衆心理』100分de名著

今月の「100分de名著」はフランスの学者ル・ボン著の『群衆心理』。 ***** 18世紀後半から19世紀、圧倒的な多数を占め始めた群衆が社会の中心へと躍り出て支配権をふるうようになったとル・ボンは分析し、彼らを動かす「群衆心理」が猛威を振るい続けれ…

片桐はいりさん連ドラ初主演『東京放置食堂』ほか。

またしてもテレ東が面白そうなドラマを始めた。先週までの『八月は夜のバッティングセンターで』も渋かったが、今度は舞台が都心からジェット船で1時間45分の大島、主演が片桐はいりさんという異色さだ。 そして番組プロデューサーによれば、今回は「飯テロ…

控訴はしない

東京地裁で禁錮5年の実刑判決を受けた池袋暴走事故の被告が、明日の控訴期限を前に、控訴しない意向を固めたとのニュース。遺族の方の意向に沿う形になってほっとした。けれども、現在90歳という高齢で、自力での歩行も困難だという被告の収監は、どんな形…

しつこく・・・

今日もスタンディングのLINEは大賑わい。朝からメッセージ数は軽く100を超えている(登録しているメンバーは12人)。 昨日はテレビ局や番組に抗議しようということだったが、スポンサーへの働きかけの方が効果があるらしいという情報があり、今日はもっぱら…

TBSのアレとコレ

今日はTBSテレビの『ひるおび』で、八代弁護士の謝罪を見ようと思った結果、延々と自民党総裁候補の河野氏の話を聞かされる羽目になった人がたくさんいることだろう。これはもう先週からの周到な炎上商法かとさえ思ってしまう。 私はこんな展開になる可能性…

脅威を感じている証拠?

10日放送のTBSの昼のトーク番組『ひるおび』で、コメンテーターの八代弁護士が「共産党はいまだに党の要綱(綱領の間違いか)から暴力による革命という言葉を除いていない」と発言したそうで、大きな話題になっている。 テレビ局には共産党からの抗議はもち…

愛する『コンビニ人間』の名誉のために、ちょっと反論

今朝の毎日新聞に、村田沙耶香さんの芥川賞受賞作『コンビニ人間』をひいて、現在の自民党のごたごたを論じた記事が掲載されたようだ。 サイトは有料記事で途中までしか読めないし、いずれ一定期間が過ぎれば削除もされてしまうだろうから、スタンディングの…

ひたすら可愛い郷敦(壱成)くん、投票日までに誕生日が来るなら選挙行こうね!

早いもので、あさってからはもう9月で、夏ドラマもみな終盤だ。終わると寂しいなと思うのは、鈴木亮平さんの『TOKYO MER』あたりか。天海祐希さんの『緊急取調室』もシーズンが進んでも質が落ちず、相変わらずの引き締まった面白さ。もうすぐ緊取り班解散と…

深夜にまた掘り出し物ドラマ『家、ついて行ってイイですか?』

テレビ東京の深夜ドラマ枠、すごい。『孤独のグルメ』といい、『バイプレーヤーズ』といい、それまでになかった画期的な作品を生み出す。今回は自局の人気バラエティ番組で扱った話を、なんとドラマにしてしまった。 元の番組は見たことがないけれど、気にな…

大人の戦隊ヒーロー物『TOKYO MER』

7月4日にスタートした『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両で、危険な重大事故や災害・事件現場などに駆け付け、負傷者にいち早く救命処置を施す救命救急のプロフェッショナルチームの活躍を描くドラマだ。 赤塚…

さすが理系の西島さん

相変わらず朝はテレビをつけない暮らし(と言うか、朝以外でもドラマの録画を見る以外はつけていない)。でも、月曜日の夜は『シェフは名探偵』があったので、スイッチを入れると同時にオリンピックが映ってしまう可能性の低い時間になるのを待って、いそい…

銀座じゃん!にびっくり

『ブラタモリ』が始まったころ、タモリさんは東京を離れることができず、いつも東京近辺をブラブラしていた。そして人気や評判を集めているスポットなどまるで訪れることなく、毎回楽しい番組にしていて、タモリさんの知識や喋りの手腕に驚かされた。 それが…

立花隆さんとシベリア抑留

放送されてから1週間ほど、録画を見てからも何日もたってしまった。こういう重たいテーマを取り上げようと思うと、気力体力が充実している必要がある。まだまだ少々気持ちは渋っているのだけれど、いいかげんまとめておかねばと思う。 番組は1995年に放送さ…

全日本国民の謝罪が欲しい・・・NHKドラマ『半径5メートル』

本放送より遅い再放送を、さらに録画で見ている私はまだ最終回を見ていないが、本放送ではすでにこの25日に放送を終了している、NHKのドラマ『半径5メートル』。『いまここにある危機と・・・』と同じように、毎回現代社会へ鋭く切り込んだテーマを扱っている…

バツをつけなくてよい裁判官を記録

時期は分からないけれど今年は必ず総選挙があるわけで、ということは必ず最高裁判所裁判官国民審査もあるわけなので、その時のために記録しておこうと思う。 ここしばらく、私はこの国民審査のたびに「×10プロジェクト」という考え方で全員にバツを付け、こ…

発見と驚きの日々

赤ちゃんが文字を綴ることができたなら、毎日驚きと発見と、そして新しくできるようになったことを喜びとともに書き記すことだろう。老いることは赤ちゃんに戻っていくことだと言うが、そうした点でも似ているかもしれない。ただ方向が負の方向であり、悲し…

楽しみなドラマ『シェフは名探偵』、そしてワクチン予約

5月の終わりにスタートしたテレビ東京のドラマ『シェフは名探偵』、今週月曜日は第2回だと楽しみにしていたのだけれど、録画をしたものを見たら、撮影の様子やレギュラー俳優陣4人のおしゃべりという、DVDなどの特典メイキング映像のような内容だった。そ…

コロナ禍中の恋愛表現

恋愛ドラマを見ていて、主人公のカップルがいいムードになり、二人の顔が近づいていくと、私は反射的に「あっ、この俳優さんたちPCR検査陰性なんだろうか」などと考えてしまう。近頃ではそれに「ワクチン接種は終えたんだろうか」が加わる。そして、一気に甘…

腐った国に住む悲しみ

録画しておいた『今ここにある危機とぼくの好感度について』の最終回を視聴した。そして、このところ長く自分の中に漂っているモヤモヤとした重い気分の原因をはっきりと悟った。 個人的な喜びで時折いくらか回復しても、すぐにまた気持ちがふさいでしまう。…

健気な幼稚園児と優しい大人たち『コタローは一人暮らし』

そろそろ後半に入りつつある今期のドラマを語るなら、思わぬ掘り出し物の小品『コタローは一人暮らし』に触れないわけにはいかない。 舞台は、二階建て各階3室のさびれた小さな「アパートの清水」。売れない漫画家狩野進(横山裕)の隣の部屋に、訳あり5歳…

入間みちおの「閑話休題」

ドラマ『イチケイのカラス』を楽しく見ている。今週の第7話は、主人公入間みちお(竹野内豊)が弁護士をやめ裁判官を目指すきっかけになった、12年前の事件の真相に迫る重要な回だった。 冤罪で収監され獄中で自死した被告の遺族が再審請求し、主人公たちの…

第2回はグダグダ

先日ヒロインの生理の大変さを正面から描いていて良かったと書いたドラマ、第2回を見たら、まるで別のドラマのようになっていた。B級なりにまとまりよく良い作品だったのが、一気にC級のおこちゃま作品かと思えるものになってしまった。おまけに水野美紀…

どうりで似ているわけだ!

『70才、初めて産みますセブンティウイザン。』を見ている。 65歳の夫は、会社を定年退職した日、部下からもらった花束を手に帰宅すると、70歳(その時はまだ69歳)の妻から妊娠を告げられる。妻は「私、産みます!」と言う。それから合計135歳のカップルは…

フラワーデモどうだったかな?

Twitterなどで告知した通り、今日は豊橋駅前でフラワーデモ@豊橋のサイレントスタンディングが行われた、はずだ。 と言うのも、第二日曜日に当たってしまった今回、私は老人会の例会のほうが抜けられないので欠席。ネット関係の発信を中心に行ってくれてい…

楽しいのに変なとこが気になる井浦新さんの『歩くひと』

思わず深呼吸したくなるような景色の中を、井浦新さんがひたすら歩くだけのような、不思議なドラマ『歩くひと』。 「ちょっと歩いてくるよ」と言って手ぶらで出かけ、これほど変化に富んだ風景の中を歩けたらどんなに楽しいだろうとうらやましくなるが、それ…

静かであたたかなドラマ『ハルカの光』

また、NHKのドラマ班が素敵なドラマを作ってくれた。『ハルカの光』。題名だけではどんな物語か想像もつかないまま見たが、ハルカは主人公の女性の名前であり、光は照明のことで、西谷(古舘寛治)という男の経営する個性的な名作照明器具を売るお店を舞台に…

広がることを願って

時代錯誤な差別発言を平気でし、しかもそのどこが問題なのかも分からないおじさま世代と違い、若い人たちはどんどん新しい価値観で新しい世界を切り開いてくれる。こうしたニュースに出合うたび、とても嬉しく、希望が湧く思いがする。 www.huffingtonpost.j…

ナレーションはシンプルが好き

NHKのBS1スペシャル『欲望の資本主義』が総合で放送されたので、録画視聴した。せっかくの意欲的な企画なのに、またしても私にとってはナレーションがネックになってしまった。 以前放送された『プラネットアース』も、映像は素晴らしいし見たい番組だった…